ミソラである

　父が振替で休みであった。
　「遊んでたもれ」
　「ミソ、今日はやることたくさんあるの」
　
　チチのやることその１
　　庭の草むしり２時間と玄関のうどんこ病対策
　　やっと玄関側のバラが咲き、ご満悦なチチ　である。
　
　

　チチのやることその２
　　わらわのお世話。
　　今日は、またチチ、ハハ、モモっち、とで開成山へ。
　　目指すは、弓道場。兄様のぶかちゅの見学。
　　混んでいてなにも見えず。チチとわらわはそのまま散歩へ。
　　そしてわらわのシャワーとドライヤー。
　　
　

　チチのやることその３
　　仕事の文章の執筆と明日の運動の準備。

　チチのやることその４
　　晩御飯づくり。
　　ハハがお出かけのため、残りもので。
　　早くも、一杯やりながら。
　　「チチ様、何かくださいませ」
　　「もう、しょーがないなー、ママにはナイショだよ」
　　と、トマトをゲット。
　
　
　「チチ、わらわのごはんは？」
　「もちろん作ってるよ」
　わらわには、甘いチチである。

　そして、忍び寄る黒い影、
　
　
　「なにかくだせいな・・・」
　「モモはまだだめだよ。もう少ししたらね。ご飯は作ったからそれを食べようね」

　そして、わらわ達を見ながら一杯やるチチである。
　ケンカも多いがやっと慣れてきたモモっちである。
　
　  

　日曜日、チチが二時過ぎに帰宅。
  「ミソ、これから出かけるよ」
　「どこどこ・・・・・」
　「モモの散歩トレーニング」
　チチ、ハハ、あね様、モモっちとわらわで開成山へ。
　わらわは、この日二回目じゃ。
　
　「バラと写真を撮りなさい」
　とハハ。
　「な、何をする。はなせ！」
 
　モモっちは、姉さまに抱っこで初しゃんぽである。
　興味しんしんのようじゃ。
　（じょじょに、なれるがよいぞモモすけよ）
 
　わらわは、このとおり、ハッスルしてたのしんでおる。

 
　
 

  

   

　ほんじちゅは五百渕にしゃんぽ。
　チチ、近所のお宅のバラがきれいで見ほれてる。
　（ばかちゃれ、先をいそぐぞよ）

　帰宅後、またしても庭の手入れ。
　切り落としたバラを、もったいないからと車に飾るチチ。
　（事故るでないぞへ）

　

　これが、チチが見ほれた近所のお宅のすてきなお庭。


　五百渕は朝から曇り・・・・。


　しゃて、家に帰るとそこは無法地帯。こやちゅのせいじゃ。


　シャンプー・ドライヤした後・・・・・・くちゅろぎタイム
　チチ「ミソは何してるの？」
　「ん、見張り」


　そこに・・・
　「姐さんあそんでくだせい！」
　「うむ、良かろう」


　いきなり飛びかかる馬鹿モモ
 
　「この馬鹿ちゃれ！」
 
　（遊んでやるのもちゅらいよのう・・・・・・）
  

　ちゃて、今日も朝からちゃんぽである。
　開成山のバラ園がキレイである。
　しばし、立ち止まり見惚れるチチ。
　「いいなー、ミソ。バラがたくさんだよ」
　（当たり前じゃ、ここはバラ園であるぞ）


　わらわは、営業によねんがない。
 

　帰宅後、チチ、
　「ミソ、我が家のバラもさいてきたよ」
　「まだまだよのうチチ、先は長いぞへ」　
 
 

　大粒の蕾が一斉に開くのをじっと見つめるチチ
　（早く、中で、ドライヤーにしてたもれ）   

 
　朝の日課は、５時にチチをおこちて、１時間のしゃんぽである。
　まあ、その後、チチは庭の手入れと、素振りと怪しげな審判の
　シャドー練習である。
　この日も、開成山に行ってまいった。
　その間、心地よいあちゃの日向ぼっこである。
　

 
 
　「ほら、ミソ、見てごらん、ハーブが綺麗だよ」
　と、チチ。朝から機嫌が良い。
　その頃、モモっっちは・・・・・
　熟睡中・・・

　「ふっ、ふっ、ふっ、お子ちゃまは、ねちょれ」
   

 
　トリミングに行って来た　モモっち
  チチから、「うちに　デ、デビルマンがいる」と言われちゃ。
　
　こやちゅ、ここにきて、わらわの後をしちゅこく
ちゅけまわすようになっちゃ。
　　
　
　「なんじゃ、文句あっか」
　「姐ちゃん、遊んでくだせい」
　「いやじゃ」
　
　
　「遊んでくだせい・くだせい・くだせい」
　「いやじゃ」
　
　「あそんでくだせえな」
　「いやじゃ、断る」
　
　「そ、そこをなんとか・・・・」
　しちゅうこい、こやちゅに　指導
　

 
　「姐さん、ま、まいりやした」
 
　　　　モモっち　まいったのポーズ